こんにちは、次女のたまです。

隠岐2日目。今回は、海士町についてご紹介したいと思います。

海士町は、島根半島沖合約60km、隠岐諸島の島前三島のひとつ中ノ島に位置しています。総面積33.52km²、人口約2,300人で一島一町の小さな島ですが、島全体が大山隠岐国立公園に指定されており、隠岐の島町同様自然豊かなところです。また、対馬暖流の恵みを受けて、海産物が豊かな半農半漁の島で、自給自足の生活ができていたところです。

西郷港から菱浦港(海士町)までフェリーでの移動時間は、約50分です。
本土からは七類港や境港からフェリーや高速船での移動となりますが、島前内はその他に内航船も走っています。フェリーや高速船に比べると本数は多いですが、島前三島のみの発着になりますので、ご注意ください。

菱浦港に到着し、海士町でまず体験したいと思っていたのが海中展望船「あまんぼう」。海中展望船あまんぼうは、半潜水型展望船で、美しい海と、色鮮やかな海の生き物たちを観察できる船です。

最初は、半潜水型展望船と聞いてもまったくピンときていませんでした。途中から潜るのかな?と小型潜水艦みたいなものを想像していました。実際に船を見てみたら、形がかわいらしく、上がオープンデッキで、下が海中展望室になっていて、そこから海中の様子が見られるようになっていました。

乗船して、まずはオープンデッキで海や回りの風景を楽しみながらの走行。風を全身にうけ何とも言えない爽快感。移動しながらなので、陸から見るのとはまた違った魅力です。海の広大さ、火山島ならではのダイナミックな光景、大自然の偉大さをより体感出来ます。180余りあると言われる無人島も所々にあります。でも景色だけではなく、ガイドさんが海士町の歴史や文化について話してくださり、手作りの紙芝居などでも楽しませてくれました。

15分程走行して大中小の3つの奇岩「三郎岩」が見えてきました。左から「太郎・次郎・三郎」と呼ばれています。3つの奇岩のバランスがとてもいいのにビックリです。

ここで船を止め、階段下の海中展望室へ移動します。展望室に入ると側面の窓がガラス張りとなっていて、ガラス越しに海底の様子を観察できます。白い砂浜や海草が生い茂った海の中、多くの魚を見ることができ、感動的です。
海に餌をまいて魚を集めるパクパクタイムでは、色鮮やかな魚たちがいっぱい登場。かなりテンションが上がり夢中で観察していました。写真ではわかりづらいですが、魚もちゃんと写っているのがわかりますか?すばらしい海の中の世界を、船の中に居ながらにして楽しめ、あっという間の50分でした。

このあまんぼうは昼間だけではなく、神秘的な夜光虫が光る海中を堪能できるナイトクルーズもありますので、是非体験してみてください。

4月~10月期間中の運航で、1日5便。予約・問い合わせはこちら(海士町観光協会)になります。

「海中展望船あまんぼう」の拡大写真

「三郎岩」の拡大写真

「海中の様子」の拡大写真

港へ戻り、今度は菱浦港から豊田方面へ車で約15分のところにある「明屋(あきや)海岸」へ向いました。赤褐色の断崖と海の緑のコントラストが美しい海岸です。夏は、海水浴場、やキャンプ場としても利用されています。

駐車場が少し高いところにあり、展望スポットがあるところまで下ると、ここでも自然の造形を目に出来ます。屏風岩と呼ばれるハート形をくりぬいたような岩があり「ハート岩」とも呼ばれています。″ハート″っていうのがまた女性には惹かれるので、人気のスポットなのがわかります。何か幸せパワーをもらえそうな気がします。バッチリ写真に撮ったつもりが見るとハートになってない^^; 角度によってはキレイに見られるのでみなさんは良いショットをねらってください。

帰り際、海岸を後にしようと車を走らせたところで、思わず目に入ったものがありました。〝紫陽花″あらこんなところにという感じだったので、思わず撮影しました。空の色とマッチしていて綺麗でした。何か見落としがちな場所だったので、見られて少し得をした気分です。

この2日間で、観光地を何箇所か訪れ思ったのですが、景色や奇岩を見て回るだけでもその場所独特の景観があり、何度でも感動できます。私の今回の旅のテーマは「大地の成り立ち」を元に自然を体験することだったので、空も海も景色もすべての組み合わせが素晴らしく、十分に満足できました。でも隠岐の魅力はそれだけではないです。隠岐独自の伝統と文化、隠岐でしか見られない生物、隠岐でしか味わえない食べ物、隠岐だからこそ見て、聞いて、感じられるもの、また違った視点から隠岐の魅力を発見したいなと思います。

今回の旅では、みなさんに隠岐の見どころを出来るだけ沢山お伝えしたくて、とてもタイトな行程を組んでしまいました。隠岐は4島あり、それぞれが魅力ある場所です。1泊2日での旅行は、往復の交通の時間を考えると、あまり多くの場所は回れません。だから、余裕のある行程を組んでゆっくり観光されることをお勧めします。

「明屋海岸(ハート岩)」の拡大写真

「展望スポットからの眺め」の拡大写真

「紫陽花」の拡大写真