②黒島展望台

佐々木家から移動し、黒島展望台へ。

広々とした展望スペースにはベンチがあり、雄大な風景と沖に浮かぶ黒島を眺めつつ、一息つけるスポット。

黒島は、約330万年前の火山の噴火によりできたとされる島で、黒色の緻密な岩石・玄武岩で形成されています。岩石の表面にある縦方向の柱状の割れ目(柱状節理)や、柱の断面が規則正しい6角形になっていることなどが特徴です。

説明を聞きながら一望すると、330万年前に思いをはせることができ、とてもロマンのある体験ができます。また、この海岸には黒島のほかにも、形成された時代や、構成も違う岩石や地層を見ることができるので、より大地の成り立ちに興味を持つことができます。

「黒島展望台」の拡大写真

「黒島」の拡大写真

「海岸周辺の地層・岩石」の拡大写真

③岩倉の乳房杉

乳房杉は、島後最高峰・大満寺山の山中に(しかし、道路沿いに)自生している、樹齢、約800年の大樹です。流石は岩倉神社の御神木、その迫力に、おお、と思わず声を上げてしまいました。  また、まっすぐに伸びるイメージが強い杉の木ですが、こちらの乳房杉は違いました。

無数の根が、いくつも分岐し、垂れ下がる 。衝撃の、姿です。

乳房杉

この樹形はもちろん、生育している場所も特異である乳房杉。大満寺山から崩落した岩が重なりあった、そのうえに根付いているため、現在も、岩のすき間(風穴)が確認できるのです。

風穴からの冷たい風と、海からの暖かい空気がぶつかるため、乳房杉周辺には、靄が立ち込めることが多いそうです。この日は天気も良く暖かかったのですが、杉の近くではひんやり、しっとりとした空気を感じることが出来ました。また、雨が降っている日には、さらに幻想的な姿がみられるそう。隠岐の島町に訪れたらぜひ、晴れでも雨でも、直接見て、感じてほしい、強くそう思える場所でした。

次回は、白島展望台・かぶら杉をお送りします。

「乳房杉と鳥居」の拡大写真

「乳房杉周辺の地面」の拡大写真

「案内版」の拡大写真