現地レポートを読む
あまあるき ー海士町にいってみたー
2014年08月04日
突然ですが、海士町といえば、何を思い浮かべますか?
やはり、活力ある人材が集っている、 地域資源の活かし方がすごい、「ないものはない」など といったことでしょうか?
今回は、人も素晴らしい、自然や歴史も素晴らしい!と改めて感じたので、その事を書いてみたいと思います。
まず向かった先は明屋海岸
明屋海岸は隠岐の中ノ島(海士町) の北東部に位置する美しい海岸です。海はブルーとグリーンのコントラストを織りなし、 約280万年前に、 火山噴出物が積もりつくられたとされる海岸は赤褐色の岩がそびえ ます。
こちらの海岸、見どころはなんといっても「屏風岩」です。
どっしりとした岩はマグマを感じさせる深い赤色をしていて広大な 海の中にあっても存在感があります。また、「屏風岩」は、ギャップを持つ岩で、 近年「ハート岩」とよばれ人気のスポットとなっています。
なぜそのように呼ばれるのか、そのヒミツは 「屏風岩」 の中央下部にある、いびつな形の空洞にありました。空洞を確認したら、 海岸沿いに設置された遊歩道を進んでいきます。
左手には赤い岩壁が迫りくるように続き、右手には、 徐々に見え方が変わる「屏風岩」の姿。 空洞も歩みを進めるほどに形を変え、ついに、 ハート型となりました
ごつごつとした大きな岩に小さなハート、 何ともかわいらしいです。 遊歩道を行かなければきれいなハートに見えないのでちょっとした 発見気分が味わえました。
火山の噴火でできた岩に、海蝕でできたとされる空洞。長い年月の中で偶然が重なりあって造られた風景は一見の価値あり です。
ちなみに明屋海岸はキャンプ場が併設されています。 大自然かつロマンチックな場所でアウトドア。 楽しい思い出が作れそうですね。