油井のきれいさは、誰かに伝えたくなる
2020年02月19日
しまねまちなびでは今、”しまね19市町村の良さをみんなで見つけて共有したい!”という想いから、大きな島根県地図が描かれた黒板の壁を使って、お客様のおすすめスポットを紹介する企画を行っています。
題して、『しまね19市町村 あなたのおすすめスポットはどこですか?』
今回はその投稿の中から、クリリンさんのおすすめスポットを紹介させていただきたいと思います。
クリリンさんからの1つめのおすすめは…?
おきのしま・どうご
だんぎょうのたき!! はくりょくあってすごい |
隠岐の島町の『壇鏡(だんぎょう)の滝』!!
私たちも何度か訪れたことがありますが、本当に自然の迫力を感じる、素敵な場所です。
スタッフが現地レポートも書いています。良かったら読んでみてください。
⇒ 2018.3.16 壇鏡の滝レポート『森のなか 隠岐の魅力が降り注ぐ』
2つめのおすすめは…?
おきの島町・油井
油井の海と水平線が夕日と一体かしてきれい あさも |
『油井の海』!!
クリリンさん、油井海岸で夕日を見られたんですね。
油井にも二度ほど出かけたことがありますが、残念ながらまだ夕日は見たことがありません。
海面が鏡のように空の赤を映す油井の夕日や朝日は、とっても綺麗だと聞きます。
クリリンさん、羨ましいです。私たちもいつか見てみたいです。
折角ですので、私たちが訪れたときの様子をご紹介します!
一度目の訪問は、2017年の10月。
夕焼けはありませんでしたが、寄せてくる波と続く水平線と、しばらくじっと目が離せなくなるくらい、綺麗な光景でした。
二度目は、2018年の3月。
油井海岸の冬の顔、「前の洲」を見るために訪れました。
油井前の洲は、隠岐島後(隠岐の島町)で一番広い波食棚。
日本海がまだ湖だった約2千万年前の地層が、波の力によって削られてできた平らな岩棚。満潮時には海面下にありますが、冬場(2~3月)に海面が低下すると、海上に姿を現します。
秋に訪れたときには、海面が高く見ることができませんでしたが、このときは…
平らな岩棚が海上に現れていました!
なんじゃこりゃー!!
と、恐る恐る足を踏み入れ…岩棚を歩きながら観察してみると、岩の中に貝の化石のようなものがあったり、岩の表面をびっしりと覆う海藻、水たまりには海の生き物がいたり…ここが確かに海の中にあったことが見て取ることができます。
岩棚の広がりは、およそ170×220m!!
地球の神秘を感じながら、太古の地層と海上の?お散歩を楽しんできました。
それにしても、数か月前に激しく波が打ち寄せていたのと同じ場所とは思えないくらい、静かで、穏やかで、不思議なところ。
海面が上がると岩棚が浅瀬となり、波が穏やかなときには、一帯は空を映す美しい鏡に変わるそうです。
クリリンさんが見た夕日は、どんなにきれいな光景だったのでしょうか?
誰かにおすすめしたくなる、素敵な場所。
油井前の洲は、県道44号線沿いの油井湾にあります。その時々に変わる表情を、楽しんでみてくださいね。