秋色の美郷町 一番に見せたい景色。〈番外編〉

吉田くん

〈本編〉では、美郷町の一番に見せたい景色として、田之原展望台をご紹介しましたが、

ここからは、その後にスタッフが訪れた、町内の紅葉の名所をご紹介したいと思います。

11月下旬に差し掛かった頃だったので、盛りは過ぎていましたが、本当に素敵な場所ばかりでした。
是非、紅葉の時期に思い出して、足を運んでみていただけたらと思います。


松尾山八幡宮
旧JR三江線石見都賀駅から約200m。

松尾山八幡宮 参道の階段
松尾山八幡宮 参道の階段

松尾山八幡宮 境内
松尾山八幡宮 境内

散ったモミジが参道を彩り、境内にはイチョウの絨毯が敷かれていました。

松尾山八幡宮

松尾山八幡宮は、隋神門、拝殿ともに、白壁に神紋が印象的な、綺麗な神社でした。

松尾山八幡宮

毎年10月の例大祭では、数千本の竹灯籠を灯し、夜神楽を奉納する、「伝統芸能と光の祭典」が開催されるところ。

松尾山八幡宮 神楽殿

境内の奥には、神楽殿と、客席と思われるいくつかの段もありました。

松尾山八幡宮 奥の森

さらに背後には、多くの古木が息づく森が...。
この都賀本郷という地域は、出雲大社本殿の心御柱が切り出された地でもあるのだそうです。

松尾山八幡宮の境内から見える町並み

境内の一角から、今年廃線となった三江線の線路と、その先に流れる江の川が見えました。

"もう少し、この場所にゆっくり留まっていたかったなぁ"
と、振り返り思います。

数千本の竹灯籠も見に来てみたい。
ですが、静かなときにふと訪れるのもまた、おすすめしたいところです。

松尾山八幡宮 参拝を終えて降りる、もみじの階段
松尾山八幡宮 参拝を終えて降りる、もみじの階段


国道375号線を江の川に沿って次の地へ直行!・・・のはずが?

秋の山を映す穏やかな江の川の美しさに、思わず車をとめて、少しだけ・・・。

江の川


それから訪れたのは、同町浜原地区の妙用寺。

以前、桜の名所としてもご紹介した妙用寺ですが、秋にはモミジも見られるんですよ。
(妙用寺の桜については、2015年4月20日『桜の名所をご紹介』でレポートしています。)

妙用寺

階段を登ると、山門の下にベンチが。向かい合わせに並んでいました。

妙用寺 山門下

ここは、地域の方々の憩いの場所でもあるのでしょうか。

妙用寺 本殿

境内のモミジに、本堂後ろの山々。紅葉が鮮やかでした。

ミョウヨウジザクラ(島根県指定天然記念物)
ミョウヨウジザクラ(島根県指定天然記念物)

ミョウヨウジザクラ越しの妙用寺

妙用寺から見る美郷の町
妙用寺から見る美郷の町

春の桜だけでなく、ツツジや藤の花も楽しむことができるそうです。

妙用寺


そしてそして!

お昼に美郷町の名物、山くじら(イノシシ)ハンバーグを堪能したら・・・


江の川から少し離れて、県道166号線を進み、沢谷地区の沢谷交流センターへ。
ここには、『学舎のイロハモミジ』という有名なモミジの木があると聞き、行ってみました。

沢谷交流センター

沢谷交流センターは、平成16年3月に閉校した沢谷小学校の跡地の一部です。

 学舎のイロハモミジ

校舎から校庭へ降りる階段の側に、その木はありました。

大きな大きな、学舎のイロハモミジ

その大きさ、推定樹齢150年、幹周は約3m、樹高10m、枝張り18m。
日本のモミジを代表するイロハモミジの巨木で、島根県指定天然記念物に登録されているそうです。

"こんなに大きなモミジの木があるなんて!"

何本かの木が寄せ集まっているのではないかと思うくらい、大きな大きなモミジの木。枝振りもすごいです。

横から、下から、校庭まで走り出て確かめる、大きさ。

見れば見るほどに、その立派さに驚かされます。

学舎のイロハモミジ

学舎のイロハモミジ

下から見上げる、学舎のイロハモミジ

校庭から見る、学舎のイロハモミジ

沢谷小学校は、石原小学校として明治8年(1875年)に開校。
学舎のイロハモミジは、小学校の歴史とともに約150年間。たくさんの子供たちを見守り、送り出してきたのでしょう。

傍らに立てられていた案内版には「沢谷の掛け替えのない宝物」と記されていました。

学舎のイロハモミジ

これからも、地域を見守り、守られていく、沢谷の宝です。


引き続き、県道166号線を東に進み
次に立ち寄ったのは、同じく県指定天然記念物『酒谷のオロチカツラ』。

カツラの木の紅葉は疾うに過ぎていましたが、8本の太枝から"オロチ"の名が付けられた巨木と聞いたら、その大きさだけでも見に行かないわけにはいきません。

沢谷川を土手沿いに。人が通れるよう草が刈られたところを進んで行くと・・・その先に、ありました!

酒谷のオロチカツラへの道

酒谷のオロチカツラ。
落葉を終えた幹と枝だけの姿は、逆に木の大きさを際立たせていました。

酒谷のオロチカツラ

推定樹齢500年。全体の幹周は9.85m、樹高19.2m。枝張りは25~30m。8本の支幹は、正にヤマタノオロチ。

カツラの木は、3~4月に葉に先立って花が咲きます。たった数日、炎のように赤く色付くそうです。その後に葉が黄色く芽吹き、6月の終わりには緑色の葉を広げ・・・10月下旬には再び黄色く紅葉し落葉するという、不思議な木です。

今度はその色付きを、見てみたい。
酒に酔い舞うヤマタノオロチのように見えるでしょうか。


近くの酒谷光八幡宮にも参拝しました。
ここは、樹齢数百年という大イチョウが有名な神社。

イチョウの葉は殆ど落ちてしまっていましたが、黄色い絨毯を満喫することができました。

酒谷光八幡宮
酒谷光八幡宮

酒谷光八幡宮のイチョウの絨毯(2018.11.19)
酒谷光八幡宮のイチョウの絨毯(2018.11.19)

この銀杏が色づく期間中、地元の方によって夜のライトアップが行われるそうです。
すぐ隣の田んぼには水が張られ、『逆さ銀杏』を映す演出もされていました。見物用のスペースまで用意されていましたよ。

酒谷光八幡宮

酒谷光八幡宮 逆さ銀杏の演出
酒谷光八幡宮 逆さ銀杏の演出

葉が落ちる前に訪れることができたら、きっと幻想的な風景を見ることができると思います。


美郷町の紅葉スポットは、他にもたくさんあるようです。見頃を向かえた頃にまた、訪れたいです。

ー美郷町の紅葉情報ー
「紅葉の里 秋の美郷めぐり」(美郷町観光協会)


最後は、県道166号線を飯南町方面へ。光八幡宮を出てすぐ。
もみじ街道を通り帰ります。

 酒谷もみじ街道

道路沿いに植えられたモミジの並木。「酒谷もみじ街道」の旗が立てられ、夜には光八幡宮の大イチョウと同じく、街道のモミジがライトアップされるそうです。

紅葉

紅葉の赤を味わい、晩秋の美郷町の旅を終えました。


訪れたどの場所も、地域の方の手によるものでしょうか。落ち葉の清掃や草刈り等、丁寧に手入れされていて、どこへ行っても気持ちの良い時間を過ごすことができました。

秋色の美郷町。
自然の色付き、美しさの中に、町の方々の真心がキラリと覗く、素敵な名所ばかりです。

秋の都賀本郷
秋の都賀本郷

秋の江の川
秋の江の川

学舎のイロハモミジ(2018.11.19)
学舎のイロハモミジ(2018.11.19)

各市町村を選択すると自由帳ページにジャンプします。

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